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2013年9月 4日 (水)

妊婦はお葬式に参列してはいけない?

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

以前、このブログで「庭にびわの木を植えると病人が出る」という言い伝えについて解説させていただきました。

■庭にびわの木を植えると病人が出る?【その1】
http://onmyozi.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-745b.html

世の中には様々な言い伝え・俗信があり、その由来が諸説あるものですが、起源をたどると陰陽道の知恵や術につながっていることがあります。

今回ご紹介する言い伝えも、そうしたものの一つです。

「妊婦はお葬式に参列してはいけない」。

皆さんはこんな言い伝えを聞いたことはありませんか? 

また参列する場合にはお腹に「鏡」を入れておくようにと、注意された方もおられるのではないでしょうか。

実はこの言い伝えの起源には、陰陽道が関係しています。

なぜ妊婦がお葬式に参列しない方が良いかというと、お腹にいる胎児が霊から悪い影響を受けるのを避けるためです。

胎児はまだ無垢な存在であるだけに、良きにつけ悪しきにつけ、他からの影響を受けやすい状態にあります。

そのためお葬式に悪い霊が居合わせた場合、ネガティブな影響を大人たちよりも強く受けてしまうことがあるのです。

ここでいう「悪い霊」は、お葬式で亡くなった方のことを指しているわけではありません

お葬式のように多くの人が集まる場は霊が寄ってきやすく、亡くなった方とはまったく無関係の霊もたくさん集まりがちなもの。

そうした霊のなかに、人に危害を加えたいと思っている霊が居合わせることもあるのです。

そのような時に有効なのが「鏡」です。

鏡には霊をはね返す力があるため、帯やさらし、アンダーウェアなどに小さい鏡などを入れ、お腹の位置につけておくことで("映る面"を外に向けるようにしてください)、霊からの影響、攻撃などを回避できます。

鏡をいわば呪具として使うわけです。

本来はこうした意味があって語り継がれ、継承されてきたことですが、今では元々の意味を知らないという方も多いようです。

鏡を持って行くのを忘れてしまった場合には、お葬式から帰った後で、お腹に塩をかけるということでもかまいません。

できれば入浴の際、浴槽に一握りの塩を入れて湯に浸かるとなお良いでしょう。

もし霊が憑いてきていたとしても、塩で清められ、霊の影響を退けることができます。

このようなお話しをすると、お腹に鏡をつけずお葬式に参列した経験がある方や、参列後お腹に塩をかけた記憶が無い方などは、心配になってしまうかもしれませんね。

しかし、それほど憂慮する必要はありません。

お葬式に参列した妊婦の方の、どなたにも霊が寄ってくるわけではないので。

今後そうした機会がある時には、このブログで読んだことを実践されることをお勧めします。

言い伝えや俗信には必ず意味があり、語り継がれるようになった理由があります。そしてそうしたもののなかには、陰陽道の理論や術に由来するものも多々あるものです。

今回ご紹介した言い伝えでは、霊からの影響を断つための道具として鏡が登場しましたが、実際に陰陽道の術では鏡を用いることが多々あります。

時には霊を退けるために、また特定の場に霊を閉じ込めるための道具として使うこともあります。

古来、鏡は神聖なるものの依り代であり、術具でもありました。

それだけに、鏡については様々な言い伝えがあります。

また折をみて、そうした言い伝えの背景にあることをお伝えしたいと思います。

それでは、また。このブログで、鑑定所でお会いしましょう。

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鑑定所は交通の便利な新宿南口に移転いたしました。ぜひ新しい鑑定所にもお越しいただければと思います。

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コメント

こんにちは☆

今回の記事も驚きました。周りにいない事もありそのような事は初めて聞きました。
私はよく田舎の山形の祖母に「××の生まれ変わりだ」とよく言われていたそうです。「××」というのは祖母が最初にできた子供の事ですが赤ちゃんの時に亡くなったそうです。何十年と経ちその方にそっくりの私が来たようで、驚いたと同時に「帰ってきた!」と思ってすごく嬉しかったそうです。

今回記事に登場した鏡ですが、私も聞いた事がある言い伝えがあります。それは「合わせ鏡にしたり鏡と窓を向かい合わせにすると霊の通り道になるんだよ」と昔に聞きました。それを聞いたことで子供の時は鏡が怖くて仕方なかったです(^-^;やはり鏡は色々とあるのですね。

投稿: SAYA | 2013年9月 4日 (水) 13時27分

こんばんは。今日、関東では地震や竜巻が起こりましたが、ご無事でよかったです
天候が不安定ですが、どうかお体にお気をつけてお過ごし下さいますように。
鏡も身につけていようと思います。

投稿: S | 2013年9月 4日 (水) 22時52分

Sさん>こんにちは。

今日は関東で大雨と雷雨でまだまだ油断ができませんね。

Sさんはもちろんのこと、皆様、ご注意を。

ちなみに雷の時は鏡をお持ちにならないほうがよろしいですので、お気をつけて。

投稿: narimichi | 2013年9月 5日 (木) 09時44分

SAYAさん>こんにちは。

生まれ変わりだよ、というのは祖母さんのお気持ちも反映して見えている姿だとは思うのですが、そのお子さんのぶんまでしっかり幸せになってほしいと思われたことでしょう。

鏡にまつわる話はけっこうありますよね。陰陽師としてそのなかでも正しい解釈や使い方をお知らせしていこうと思っています。

投稿: narimichi | 2013年9月 5日 (木) 09時50分

こんにちわ^^
いつも興味深いお話ありがとうございます!
近所にある数百年もの歴史がある神社にも、やはり鏡が鎮座しておりました。
小さい頃から鏡の中に広がってる世界が不思議でよく覗いていました。
誰かが「あの世はこの世の鏡のような存在」と言っていた気がします。
今思えば、鏡の中の世界は通じるものがあるんでしょうね。

本当はお伺いしてお尋ねするのが筋なのですが、遠方という事と、予算がないので、申し訳ありませんがココで相談させてください。

実は私は悪名高い(笑)創価学会員の二代目なのですが、小さい頃から裏が神社で遊び場だった事もあり、神社が好きです。
しかし、学会は参拝を禁じています。ざっくりいって浮気すんなという事なのですが、個人的にこの土地の鎮守様に住まわせてもらっているという事を感謝参拝したいのです。
しかし、学会の方も偶然、旦那も学会員(しかも三代目)という事もあり、強い縁を感じます。

創価学会は法華経で仏教ですが、神社は神道で。
私は双方に願掛けではなく、共に「感謝」という気持ちで参拝、礼拝したいです。

縁のある学会か、惹かれる神社か、こういう場合どうしたらいいんでしょうか?

こんな場所で相談して申し訳ありません。

投稿: 桜花 | 2013年9月 5日 (木) 11時31分

こんにちは。いつも興味深い話ありがとうございます。

質問ですが、ム―の申し込みをしなかった場合、雑誌はどのように処理すればいいのですか?

解答よろしくお願いします。

投稿: リコ | 2013年9月 5日 (木) 18時34分

こんばんは。今日は眠れず、またココに来てしまいました(^^;
また鑑定を受けたいと思いつつも忙しかったりで予約を入れてなかったのですが、やはりお話したく、今日予約を入れました!なのでお伺いした際はよろしくお願いしますm(__)m
先月からいろいろ忙しく気力・体力共に落ちているせいなのか暑さのせいなのか、体も重く最近は物忘れもヒドイありさまです(^_^;)

身のないまとまりのないお話をしてすみません…。
10月に京都へ1泊2日で行く予定にしています。神社巡りをしたいと思っています。なので、おすすめの場所なども聞ければなぁ、と思ってます。あと、パワーストーンはまた見ていただけたりするのでしょうか?OKならばまたお持ちしたいと思ってます。これから年末まで私の仕事は繁忙期を迎えるのでお守りとして可能なら念入れをしていただきたいなぁと思ってまして…。

投稿: SAYA | 2013年9月 6日 (金) 01時16分

桜花さん>こんにちは。

わたくしは他宗教のことはほとんどわからないのですが、神社へ行ったりしてはいけないという規則があるんですね。

その結果どうなるのか、はおそらく何かしら言われていることがあると思いますが、日本はお寺も神社も同じような扱いの国です。

あくまで個人的な考えですが、地元の神社くらいはお参りしても良いような気がしますが、学会の方に聞いてみても良いかもしれませんね。

どういう弊害があるのかがわからないので。

投稿: narimichi | 2013年9月 6日 (金) 09時05分

リコ様>こんにちは。

ムーは特に普通の雑誌と同じように処分されても大丈夫ですよ。

ご心配なく。

投稿: narimichi | 2013年9月 6日 (金) 09時06分

SAYAさん>こんにちは。ご予約ありがとうございます。

お会いできるのを楽しみにしております。

パワーストーンはお持ちください。

よろしくお願いいたします。

投稿: narimichi | 2013年9月 6日 (金) 09時08分

お久しぶりです。成道さん。
今回の記事とてもおろどきました。
私の母の姉の娘つまり私の従妹のおねーちゃんがお葬式妊婦の状態で出ていたからです
その従妹の子は無事生まれてきたのですがにばんめの子が一寸病弱らしいのです。
今からでも鏡を持つように忠告をしておくことが必要でしょうか?今からでも間に合いますか?従妹はおしゃれさんなので毎日鏡を持ってると思うのですが・・・

投稿: てまり | 2013年9月 6日 (金) 18時25分

こんばんは。
妊婦はお葬式に出てはいけない、というのは耳にしたことがあります。
同様に、妊婦は火事を見てはいけないとも言われますね。
痣のある赤ちゃんが生まれるからと言われましたが、ちょっと極端な気がします。
妊婦の精神状態の安定に良くないからというのがまあ一般的に納得のいく理由かと思いますが、
この言い伝えの起源にも陰陽道が関係しているのでしょうか。

投稿: 但馬五社巡り | 2013年9月 6日 (金) 20時54分

てまりさん>こんにちは。二番目のお子さんは特に霊的なものではないと思います。

時系列がはっきりしませんが、おそらく一番目のお子さんがお腹にいたときに葬式に参列されたのではないかと思います。その子は無事、生まれているのですから。

二番目のお子さんは、霊とは関係なく病弱気味なのではないでしょうか。どういう状態かはわかりませんが、まずはしっかり病院で見ていただくことです。

また、お子さんのうちは弱くても大きくなるに連れて健康になるケースも多いので、あまり霊のせいと考えず、まずはお子さん第一で従妹の方がしっかり育てていただけば大丈夫かと思います。

どうしてもご心配のようでしたら、その方に鑑定においでいただくしかございませんので。。。

投稿: narimichi | 2013年9月 7日 (土) 09時04分

但馬五社巡りさん>こんにちは。

この俗説には色々な考えの要素が入っているように思えます。

地方によっても異なるようですが、痣の色がきまっていたりするところなどは陰陽道の影響を多少は感じます。

今後もまた、こうした説をご紹介していきますが、地方によってけっこう違うので、皆さんから地元の俗説などをメールなどでお知らせいただくとありがたいですね。

投稿: narimichi | 2013年9月 7日 (土) 09時08分

 今晩は、成道さんコメントいただきありがとうございます。
 じつは母がたの一族は何故か感がいいみたいなのです。父方もそうなのですが。それで悪いものに好かれる感じが昔からありました。
 従妹のお姉ちゃんの一番目の子の時も確かニ番目のこの時も従妹は妊婦でお葬式に出ていました。母の母おばあちゃんと兄おじさんの時です。2人ともそのあとに生まれているのです。
一番目の子は耳の手術をしたと聞きました。二番目の子は先日お話したとおり病弱らしいのです。病院ですでに見ていただいていると思うのですが・・・生まれた時から病弱だったと聞きました。それでも私の時のように私でさえ病気に好かれる体質なのに心配です。従妹のおねーちゃんはしっかり育てているそうです。でもいつ病魔が巣くうかわからない状態は心配します。やはりその子らにも鏡などを持つように忠告しておくべきなんでしょうか?今日晴明様の神社に伺いました。おみくじにて鑑定していただきありがとうございます。また、暦にて注意事項等を書いていただいて誠にありがとうございます。この場を借りて篤く御礼申し上げます。

投稿: てまり | 2013年9月 7日 (土) 20時21分

てまりさん>こんにちは。
悪いものに好かれているのは、そういう感じがするということでしか無かったりする場合もあり、陰陽師から見るとまた別の原因が見えたりもします。

従妹さんは2番めのお子さんの時も葬式に出られているのですか。まあ、年齢的には仕方ない部分もあるでしょうね。

最低限、塩で清めて家に入っていると思いますし、それはそれなりに効果がございます。

どうしてもご心配でしたら、従妹さんに鑑定に来ていただくか、てまりさんを通じて観るしかございません。

お子さんが鏡をずっと身につけていられるかというと難しい部分があるかと思います。それと従妹さんをいたずらにご不安なお気持ちにさせないほうがよろしいかと思います。

投稿: narimichi | 2013年9月 8日 (日) 10時06分

こんにちは、成道さん。
返信コメントありがとうございます。
従妹のおねーちゃんとはなかなかあうことができない距離なのですがそれとなくさりげなく忠告しようと思います。私の時もそうでしたから・・・私も周りの人たちに教えていただきましたそれとなくみなわかりにくく忠告していくので理解するのに時間がかかりましたが、今度は私が教えていただいたのをそれとなくしらせていくばんだとおもいます。とにかく従妹の子たちに怖がることのないように教えていきたいと思います会うことがあったらですけど。せっぱ詰まりましたら成道さんのところに鑑定していただきにまいりたいと思います。ご迷惑をおかけするかと思いますがその際はよろしくお願い申し上げます。

投稿: てまり | 2013年9月 8日 (日) 13時39分

てまりさん>こんにちは。

感の鋭い一族ならではの気遣いがあるわけですね。

身体が弱いお子さんを育てている親御さんにとっては、霊的なことがどうとか言われるとカチンと来られる場合もございますので、その点だけご注意いただければと思います。

切羽詰まったときはいつでもご相談にお乗りします。

投稿: narimichi | 2013年9月 9日 (月) 09時06分

いつもお返事ありがとうございます^^

私も娘を身ごもっている時、祖父・祖母のお葬式参列しました。
もちろん鏡を身につけて。。

当時、親戚中に反対されましたが、(ワガママな娘だと怒られました^^;)
父方、母方にとっても、初めてのひ孫だったので、
それだけ親戚が私の事を心配して言ってくれた言葉だったんだなと、
今頃ですが気がつきました。

年寄りの言うことは時にうるさいと思ってしまうけど、
従っておいて悪いことはないのかもなと気づかされる記事でした^^
ありがとうございました^^

投稿: tomo | 2013年9月 9日 (月) 13時02分

お返事ありがとうございました^^
お礼が遅くなって申し訳ありません!

特に弊害はないですねー。まぁメッチャ嫌な顔されますがwww
そこら辺は全く気にしないです。だって好きなんだからしょうがない。うん。

こんな場所で相談してしまい、申し訳ありませんでした。
本当にありがとうございます^^

投稿: 桜花 | 2013年9月11日 (水) 15時16分

桜花さん>こんにちは。

自分に正直に生きるというのと、戒律に沿って厳しく修行のように人生を生きるというのは、宗教によってまた違いますし、人によっても違いますね。

これは世界どこでも同じようです。

好きなモノはしょうがないというのは、個人的には賛同します。わたくしも好きなモノには目がないもので・・

投稿: narimichi | 2013年9月12日 (木) 09時36分

tomoさん>すいません、一度書いたのですが反映されておりませんでした。

お年寄りのいうことは、「そんなこと現代にあるわけないじゃない」と思いがちですが、実は昔から伝わっている厄除けや開運についての俗説をしっかり伝えてくださっていたりします。

やはり心配されていたのでしょうね。

これを機に、そんな話をよくお聞きしてみると良いと思いますよ。

投稿: narimichi | 2013年9月17日 (火) 23時44分

はじめまして。

妊婦とお葬式の御話を拝読致し、有難く存じ、
こちらに投稿させていただくことに致しました。

私は民間伝承について書いているのですが、
ある村に現在も、妊婦とお葬式のタブーがあるのを聞いた時、
その村で話してくれた方が「陰陽道と関係あります」と
言ったのを思い出しました。
実は、難解な陰陽道が庶民の俗信と関係しているとは、
長年、思えなかったので、困っておりましたので、
先生が御書きのことを拝読して、少し納得致せました。

ありがとうございます。
時節柄、御自愛のほど、お祈り申し上げます。

投稿: マメ | 2013年10月 1日 (火) 22時12分

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