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2018年9月27日 (木)

恋人の呼び名と言霊

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

これまでに何度かブログで書いていることですが、
日本には古くから言霊(ことだま)という考え方があります。
言葉には霊(たましい)が宿っているというものです。

良い言葉を使えば使うほど、その場のエネルギーも良くなるというものです。

また、これとよく似た思想がもうひとつ、古神道の世界にはあります。

それが音霊(おとだま)です。

これは音そのものに霊力が宿っていると捉え、言葉はもちろん、声に出して発したときの音にも、同じように霊力が宿っているという、同じくすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方で、音霊も言霊と同様に、とても大きな力を持っています。

当然、あなたの日々の暮らしや運勢にも大きな影響を与えています

そこで注目していただきたいのが、人の名前の呼び方です。

あなたはご自身の恋人やパートナーとどんな風に呼び合っていますか?

ニックネームや略称、苗字や下の名前、はたまた、お互い呼び合うことはほとんどなし、阿吽の呼吸で過ごしている、という場合もあるでしょう。

2人の付き合ってきた月日によっても、変化しますね。付き合い始めの頃は、相手の態度に一喜一憂し、ちょっとした不満が、大きな不安を招くこともあります。

鑑定所に恋愛相談でいらっしゃる方から、
「彼から名前で呼んで欲しいのに、全く呼んでもらえず、不安…」
というご相談を受けることがあります。

しかし、お相手が年上だったり、恥ずかしがりで名字で呼ぶのがやっとなど…
さまざまな理由で願いが叶わぬ方も多いのです。

男女の仲では、自分のことを名前で呼んでほしいと願う女性は多くいらっしゃいます。
それは、愛情をより深く感じられるといった理由からです。

しかし、名前を呼ばれないということは、必ずしも悲しいことではありません。

冒頭、言霊や音霊について申し上げましたが、たとえば日本の古文献を見ると、女性の名前はほとんど記録されていません。

なぜなら古代においては、貴い身分の女性が自分の名前を、父親や兄弟以外の男性に告げるということは、相手の求愛を受けいれたということを意味していました。

あからさまにいえば、私はあなたのものになります、という決意表明です。

これを逆に解釈すれば、相手に名前を知られるということは、自分の魂を取られてしまうということでもありました。

そうなると、いい話ばかりではありません。

名前に呪がかけられているということは、それを利用して悪い影響を受ける可能性もあるからです。

安倍晴明が活躍した時代、高貴な人が、あまり本名を明かさなかったのにはこんな背景があります。

名前に深い意味があることはおわかりいただけたと思います

おそらく、上記の「名前を呼ばない男性」は、その女性を人として深く尊敬するがゆえに、束縛することなく、不必要な言霊や音霊の呪をかけずに、深い愛情で穏やかに包み込んでいるのでしょう。

実際、私たち陰陽師が術を使うときには、対象となる相手の名前がきわめて重要になります。

霊やあやかしが相手ならなおさらです。

とくに相手に呪いや祟りを及ぼすことを目的としていた時代には、相手の名前を知ることがなによりも重要であり、必要なことでした。

ですから、たとえ下の名前でなく名字などで呼ばれていても、人は特定していますから、物足りないでしょうが言霊・音霊の呪は発動しているとも言えるのです

生まれてから今日まで、あなたはいったい何回くらい、名前を呼ばれてきたことでしょう。
おそらく数え切れないと思います。

そのたびにあなたは、言霊と音霊の恩恵を受けてきたのです。

そもそも名前というのは、両親が生まれてきたあなたにかけた呪(しゅ)です。

ご両親はあなたに、すばらしい人生を送ってもらいたいと願い、「こんな人間になってほしい」と、あふれんばかりの愛情をつめ込めた名前をつけたはずです。

その思いが術となって、名前を呼ばれるたびに、あなたに恩恵を及ぼします。

同じようにあなたが好きなお相手をと呼んだり、相手から呼ばれるときも、実は音霊の呪をかけあっています。

ですので、相手の呼び方次第で、恋愛が長続きしたり、あなたが思った以上に早く別れてしまったり、ということは起こるのです。

例えば二人だけに通じる、少しこそばゆいニックネームで呼び合うこと。

親密さが醸し出され、御度土(気)の流れも良くなり、愛情が爆発的に高まります。

しかし、鑑定でお越しになる方から多くの恋のお悩みを伺ってきた陰陽師の立場から率直に申し上げて、この呼び方は恋が冷めるのを早めてしまいます。

恋の魔法にかかっている時間というのは非常に短く、熱狂的に好きだという時間はおよそ三カ月程です。

この期間を超え長くお付き合いしたいと願うならば、恋人同士の呼び方の理想は、本名の下の名前で呼び合うことです。

徐々に呼び名を整え、音霊や言霊の恩恵を受けるようになれば、あなたの恋はきっと長続きすることでしょう。

それではまた、ブログで鑑定所でお会いいたしましょう。

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