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2018年9月 4日 (火)

夏に始まった恋が上手く行かないのは生霊のせいかもしれません

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

 

心身が沸き立つような「夏の思い出」といえば、ひとなつの淡い、もしくは燃えるような恋のようです。鑑定所でお話をうかがっていると、夏祭りや花火大会など、好きな人とのお出かけが記憶に残っている方が多いようです。

陰陽師の鑑定所に相談に来られる方は、さわやかな夏空のような「恋の空騒ぎ」をする方ばかりではありません。

ひとたび落ちてしまった恋に振り回され、重くて苦い経験をすることもあります。夏は少々重めの大人の恋愛相談もある季節です。そして、秋はそんな恋の様子が少し変わってきます。

ある日、心身ともに憔悴しきった様子の男性が、ほうほうのていで鑑定所に来られ、こうおっしゃいいました。

「最近何もかもうまくいかない、生霊に祟られているとしか思えない」と。

霊に憑かれている方は意外なほど多いです。鑑定所に来る相談者の90%はリアルタイムで何かに憑かれています。

この相談者はそもそも、霊現象を感じつつ、どうして死霊ではなく生霊に憑かれたと感じたのでしょうか?

よくよく話を訊いてみると、その人はつい先ごろ、とある女性とやむなく別れたものの、それ以来、毎日のように無言電話が来るのを生霊のしわざだと思っているようです…。

人間に霊が憑いた場合、死霊は右の肩に、生霊は左の肩に憑きます。

この相談者は確かに左の肩に霊がついているように見えました。死霊の多くは、自分にぴたりと波長の合う人を見つけると、すがるような思いでついてしまいます。そんな死霊とは別に、生きている人が生じさせる霊的な存在がつく場合があります。それが「生霊」です。

「こうしたい!ああしたい!」という強い思いが「願い」となり、気の力である「御度」と結びつくけば、それはその方の「念」となって願いをかなえる最高のパワーとなります。

しかし、その強い思いである「願い」が、恋愛感情のもつれによる激しい嫉妬や怒り、裏切り行為などに対する憎悪だった場合どうでしょうか。そこに「魂」が宿ると「生霊」となってしまうのです。

非常にやっかいなことに、当の本人が恨みを込めて「生霊を飛ばしてやる!」と意識しなくても、生霊は生じます。

しかもその、「生霊」は、それを生じさせている側と生霊を受け入れている側の、魂を削り取るほどのエネルギーを持ちます。

みなさんは「魂」を削り取る、という表現は、いくらなんでもちょっと大げさじゃ?と思われるでしょうか。

術を司る陰陽師にとって、生霊に憑かれた人と、生霊を生んだ人は、明らかに魂の一部が削られていることが、視覚的にはっきりとそれらが欠けた状態でわかります。

魂を削り、感情を飛ばしているあいだは体力が奪われがちで、生命力も弱っている状態です。魂は本来、できるだけ元の丸い形を保とうとする性質がありますが、魂の削れているとその削れた部分に、本人以外の生霊などが入り込む余地を与えますます具合が悪くなり、負のらせん状態に陥ります。

冒頭、例に挙げました「疲れ果てて相談所に相談に来られた男性」もまさしくそんな状態でした。

ただ、無言電話は生霊の仕業ではありませんでした。しかし、その男性を貶めようという悪意を持った生霊が憑いていました。

傾向としては人に対して激しい憎しみや怒り、嫉妬などを抱きやすい人は、生霊を生じさせやすく、また生霊などを受け入れやすいともいえるでしょう。

ここまでの話で「生霊って怖い」と思われる方も多いと思いますが、実はやみくもに恐れる必要もありません。

日本では古くから、ある種日常的なものとして生霊の存在が信じられてきました。

平安時代の『今昔物語』、有名なところでは『源氏物語』に登場する六条御息所が光源氏の正妻である葵の上を呪い殺す話を記憶している方も多いと思います。

鑑定所に来られた方でも、生霊が明らかに悪影響を及ぼしている場合のみ、除霊をすすめます。しかし、生霊の実害を受けるのは生霊を憑けた人の2割程度です。

鑑定の結果、生霊が憑いていることが分かっても悪影響がほとんどないと判断できるケースは、依頼者に生霊の存在を告げずに除霊も行いません。

いたずらに生霊を恐れる必要もありませんが、悪性の生霊の場合は、生命を危険にさらすような事態が起きる可能性もあります。その場合は除霊が不可欠であると、はっきり申し上げます。

生霊を生じさせたり、生霊の被害を受ける時、女性の場合は恋愛が原因のケースが圧倒的に多いですが、男性の場合は仕事先の相手だったりする場合があります。特に守るべきものを多く抱えるひとにとって生霊から身を守る対策は必須です。

生霊は原則として、飛ばしている人が生きています。無意識に飛ばしているとは言っても、その人の魂の一部であることに変わりはありません。陰陽師が容赦なくそれを消してしまってはその人に大なり小なり影響があります。

多くの場合、生霊は瓶で作った結界に封印することになります。式神や護符で口を塞ぎ、外に出ることができないようにするのです。こうして、時間と共に生霊が自然と消えて行くのを待ちます。結界の役割は、守ることと封じ込めることですが、この瓶を塞ぐ作業は「封印術」という特別な術です。

生霊について不安がある方は、ぜひ鑑定所へお越しください。

それではまたこのブログで、鑑定所でお会いしましょう。

■STAFFよりお知らせ■

最新刊の書評記事が東洋経済オンラインに掲載されています。

成道さんの本の内容について紹介・解説していますので
ぜひご一読いただければと思います。

『日本の結界 陰陽師が明かす秘密の地図帳』鑑定所でも販売しております。お求めになった方には成道さんのサインを入れてお渡ししています。よろしくお願い致します。

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出張鑑定も承ります。お気軽にご相談ください。

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