料理・レシピ・食べ物

2018年10月30日 (火)

家に巣を作られると縁起が良い!?

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

ご存知の方もいると思いますが、ブログではコラムを連載していて、読者の方からの質問にもお答えしています。

今回はそうして寄せられた質問をブログでも取り上げてみましょう。

ご質問は、
「ツバメが玄関に巣を作って糞が多くて困っています。縁起がいいと聞くのですが、片付けると悪いことが起こるのでしょうか?」
というものです。

ツバメに限らず、日本ではほかにも多くの鳥や動物、昆虫が巣を家に巣を作ります。

害虫や害獣が巣を作るのは困ったものですが、実は命が集まるという点では良いのです。ところが、たとえばシロアリなどは家を形作る木材を食べてしまうので、家にとってはよくありません。

しかし、ツバメは話が別で、実は子孫繁栄と富の象徴なのです。そのツバメが家の入口である玄関に巣を作っているというのは、お金が家に飛び込んでくる、帰ってくるようなイメージで、運気を寄せ集めてくれているととらえられます。

つまり、縁起が良いので、できればそのままのほうが良いでしょう。糞だけは困りものですが、「運がつく」と思えば掃除も苦ではないかもしれません。

私の実家でも玄関の上にツバメが巣を作るのですが、父親は巣の下に板を一枚噛ませて、糞が下に落ちないようにしています。これを交換すればよいのです。

父親どころか、やはり陰陽師の祖父まで「縁起がいい」と喜んでいたほど、玄関にツバメが巣を作るのは縁起が良く、実利も実感できるのではないでしょうか。

ツバメは帰巣本能があるので、毎年帰ってくるというのも嬉しいところです。

ご質問をお寄せいただいた方はラッキーな方と思います。

ほかに縁起がいいと言われているのはハチの巣です。

田舎の方に行くと、大きなスズメバチの巣を玄関に飾っている家もあったりしますが、これは縁起物だからです。

しかし、スズメバチは攻撃的で、人を刺し、ひどいときはアナフィラキシーショックで亡くなることもあります。

実は日本では少し郊外に出ると、スズメバチが家に巣を作らないよう、毎年、春から初秋のシーズンはスズメバチ退治が盛んです。

スズメバチは身体も大きく、そのぶん、巣も大型です。

家の軒下などに巣を作るので、生活にも支障が出るのは困りものです。

ハチの巣が縁起物なのは、幼虫が一気に育つからで、子孫繁栄の象徴だからです。それを作ってくれるスズメバチが家に来てくれた、ということに意味があります。

もし問題がなければ、一シーズン待って巣が空になるのを待って、安全な形でケースに収めて飾るというのがベストではあります。

もっとも、ハチの子やハチを食べたことがある方だと、ワンシーズンも待てないかもしれません。

私も実家でよく食べました。精力が付く食べ物として重宝していたのです。

叔父などは成虫の顔をや羽、毒針を取るとチュッと吸ってエキスをすすっていました。これはプロの技なので一般の方にはお勧めできかねますが…。

いちばん精力が付くのは、なんといっても女王蜂です。これのお尻のところを吸えば「ロイヤルゼリー」ですから。

実は、昔はこうした昆虫食は珍しくありませんでした。良質なタンパク源として、狩りの対象でもあったのです。

動物で捕まえていたものはウサギくらいではないでしょうか?

そうした実益面もありましたから、私が幼い頃は、スズメバチが巣を作るシーズンになると、どこからか巣を幼虫入りのまま手に入れて実家の玄関にそのまま置いておかれておりました。

これも一般家庭ではお勧めできませんが、陰陽師は修行時代に食物も持たされずに現地調達で食べていましたから、子どもの私もあまり危ないとは思っていませんでした。

このように、縁起が良いと言われている生物の巣は、やはり吉兆の象徴です。
うまく対策して、上手に運気を上げていきましょう。
それではまた、このブログで鑑定上でお会いしましょう。

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2018年7月18日 (水)

陰陽道の術で浄化を 夏の植物には、強い力があります

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

今年も7月になりました。しとしとと雨が降りしきる梅雨の頃を過ぎ、夕暮れ時には入道雲が顔をのぞかせる季節です。

今年は少し暑さが度をこしているようですが。

さて、こうした季節に外出し、身近な自然に目を向けると、雨によって浄化された空気の中に息づく草花たちの鮮やかさにはっとさせられるものです。

私たち陰陽師はそのような生き物や自然物を活かして、術をかけることが多々あります。
たとえば、ある場所に結界を施す際、その周囲に樹木や自然石などを置いて念を入れ、効果をもたせることがあります。

私が使う1080の術の中には、日常生活で見かけることのない植物、非常に高貴な伽羅などを使って、効果を高めることもあります。

そのようなことは、基本的には私たち陰陽師をはじめとする術の専門家にしかできませんが、今回は皆さんでも手軽にできる、植物を使った陰陽五行に基づく浄化方法をお伝えいたしましょう。

大地のエネルギーを吸い上げ、自らの命に換えている植物は、それ自体が生命力の塊ですが、特に霊的作用が高いものがいくつかあります。その中から、身近で手に入りやすいものをご紹介しましょう。

術に使うこともできる夏の植物には、かぼちゃ、とりわけかぼちゃのタネの部分が挙げられます。

種の中にある実の部分を術法具として使うために、私自身も無農薬栽培のかぼちゃのタネを特別に加工して使用しています。

ご家庭では、かぼちゃのタネが持つ浄化作用を活用することをお勧めします。

方法は簡単で、まずかぼちゃの種を割って中のものを取り出し、中身を土になじませてください。この土には、結界を張る時に使うことができる程の強い浄化作用が宿っています。

玄関に飾ったり、入口近くの鉢植えに使ったり、結界としての役割をもたせることもできます。

また、夏の植物で運気をあげたい方は、水を多く含む野菜「瓜」(胡瓜やゴーヤ、スイカやメロン)を積極的に取り入れるといいでしょう。

「水」は、陰陽道のベースとなる考え方の五行説(水火土金木)の性質上「潤下」をあらわし、万物を潤わせる性質を持っています。
陰陽道ではこれらを「浄化を促し、余計なものを寄せ付けない力を秘めているもの」と解釈しています。瓜は水を多く含むため、この力が強い植物とされているのです。

ゴーヤ(苦瓜)は家庭菜園でも育てることのできる身近な植物です。五行の考え方に基づく「夏の五味」(酸っぱい、辛い、甘いなどの味覚)は苦、すなわち苦い味を食べると良いとされています。

「苦」とは「勤苦」(苦しみながらも務め励む、勤労)のことであり、万物をよく養い生長させることをあらわします。東洋医学の世界では苦い味は体を冷やしクールダウンさせると言われているほか、ストレスによって逆流した御土(気)を降ろす作用もあります。

夏の花で浄化効果がとりわけ高い花は、朝顔です。

行燈づくりの植木鉢などで目にも涼しい夏の風物詩・朝顔は、水の性質を多く含む花として、浄化の作用がとりわけ高い植物です。

知人から嫉妬や憎悪などの負の感情をぶつけられたとき。

また職場や学校などで悪意のある感情を向けられたと感じたときなどに、試してみてはいかがでしょうか。もちろん、予防の意味で使っていただいてもかまいません。

このような邪気を払う働きのある植物を身近な場所に置いたり、食べたり、飲料にして飲んだりすることで、邪気に抗する植物の力を自身に取り入れることができるのです。

身近にある植物を活用して、日々をより心安く暮らす知恵を、陰陽師は受け継いできました。

ただし、手軽にできはするものの、これらは万能ではありません。

大きな負のエネルギーや、霊的なトラブルに抗するためには、専門的な術が必要となります。

ご自分なりの努力を試みても、いっこうに心が晴れないときや、負の力にとらわれ続けていると感じる時には、ぜひ鑑定室にいらしてください。陰陽師としての知恵と術を駆使してその原因を探り、懊悩を解消できるようお手伝いいたします。

それでは、また。このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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鑑定夏休み:8月13日(月)~19日(日)

受付夏休み:8月13日(月)~17日(金)

7月30日(月)は振替で鑑定を受け付け中です。

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2018年3月 4日 (日)

身近な植物で邪気を払う、陰陽道の知恵

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

今年も3月になりました。

まだ寒さを感じる日は多いものの、寒気の中にも春の気配を色濃く感じるようになり、陽の気がしだいに増していると感じます。

3月6日には二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」を迎えますが、これは冬籠りしていた虫や蛇などが土中から地上に出てくる時期とされています。暖房をつけて暮らしがちだった部屋から一歩で出て、散策したくなる季節になってきました。

こうした季節に外出し、身近な自然に目を向けると、ふくらみかけた木々の蕾や、活動し始めた小生物などを目にすることができます。

私たち陰陽師はそのような生き物や自然物を活かして、術をかけることが多々あります。

たとえば、ある場所に結界を施す際、その周囲に樹木や自然石などを置いて念を入れ、効果をもたせることがあります。

またある種の呪術では、蛇やムカデなどを使って術の効果を高めたりもします。

そのようなことは、私たち陰陽師をはじめとする術の専門家にしかできませんが、皆さんでも手軽にできる、自然物を使った簡易な呪術をお教えしましょう。

今回は、特に植物を使った呪術をお伝えいたします。

大地のエネルギーを吸い上げ、自らの命に換えている植物はそれ自体が生命力の塊ですが、特に霊的な作用が高いものがいくつかあります。身近で手に入りやすいものをご紹介しましょう。

まず一つ目は「蓬(よもぎ)」です。

よもぎは全国各地に自生していて、誰もが入手しやすい植物です。

こうしたよもぎを採取し、すり潰して家の周囲にまくことで、邪気払いとして利用することができます(公共の場では採集が禁じられている場合もあるのでご注意ください。また、その土地や山自体が聖域として祀られているような場所でも、採取することはやめましょう)。

また、採取したものを料理に使うこともできます。よもぎ餅をつくったり、アク抜きして炒めたり、天ぷらにしたり、お茶にして飲んだりしても有効。また、よもぎをお風呂に入れて、ゆっくりつかってみるのもお勧めです。身にまとわりついた邪気を払ってくれます。

蓬と同様に邪気を払ってくれるのが、「榊(さかき)」です。

榊は神道の神事で使われていますが、それだけ神聖で霊力の強い植物です。玄関や家の周囲に置くことで、悪い気の侵入を防いでくれます。

山にハイキングに行った際に見かける「あけび」も、邪気を払うために有効な植物です。

実を食べることで効果があるのはもちろん、ほのかに甘い果肉に含まれる種を炒って家の周囲に撒くことで、邪気の侵入を防ぐことができます。

また、あけびの茎は蔓状になって伸びますが、その蔓をより合わせて玄関の戸やドアの上に飾ることで、結界としての役割をもたせることもできます。


知人から嫉妬や憎悪などの負の感情をぶつけられたとき。
また職場で悪意のある感情を向けられたと感じたときなどに、上記のことを試してみてはいかがでしょうか。

邪気を払う働きのある植物を身近な場所に置いたり、食べたり、飲料にして飲んだりすることで、邪気に抗する植物の力を自身に取り入れることができます。

また入浴して身体に浸透させたりすることで、負のエネルギーに対する抵抗力を高めることができます。

こうしたものは一般の方々でもできる、ごく簡易な呪術といえるものです。

身近にある植物を活用して、日々をより心安く暮らす知恵を、陰陽道は有しているのです。

ただし、手軽にできはするものの、これらは万能ではありません。

呪術としての専門的な技法が凝らされているわけではありませんし、術者の強い念が込めたものでもありません。
大きな負のエネルギーや、霊的なトラブルに抗するためには、必ずしも有効な手立てとはいえないでしょう。

ご自分なりの努力を試みても、いっこうに心が晴れないときや、負の力にとらわれ続けていると感じる時には、ぜひ鑑定室にいらしてください。陰陽師としての知恵と術を駆使してその原因を探り、懊悩を解消できるようお手伝いいたします。

それでは、また。このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2017年12月25日 (月)

良き新年を迎えるためにしておきたいこと

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

2017年もあと僅かです。皆さまはきっと毎日忙しくお過ごしのことと思います。

仕事や忘年会、年末のあいさつ回りなどでこの時期は例年なにかと動き回ることが多い時期ですね。

この時期にやっておきたいことといえば、大掃除です。

会社でも自宅でも、1年の汚れを落とす年末の恒例行事ですが、この時を利用して不要なものはどんどん処分してしまいましょう。

風水的にも大掃除は家の中の御度の回りをよくすることになりますから、良い年を迎えるためには大変役に立つ行事です。

残念ながら縁が切れてしまった相手の思い出の品などは、念が篭っている場合もありますから、心を新たにして次へ向かうためにも思い切って捨てたり、買い取りに出してしまいましょう。

さて、もうひとつ、年賀状は皆さまお出しになりましたか?

今ではSNSやメールで済ませてしまう方も多いですし、プリント年賀状を利用される方も多いでしょう。

陰陽師の立場から言わせていただくと、関係を深めたい相手、親しい相手、尊敬する相手などへの年賀状は、肉筆で一言でも書き加えていただくのが理想です。肉筆は、書くことでひとつの呪となり、良き思いを伝えやすいのです。

忙しくてまだ書いてない方は新年になってからでも構いませんので、必ず一言、相手のことを思って書き添えていただければと思います。

年を超えてからしておきたいことも書き添えておきましょうか。


というのも、わたくしどもは年始はおせちを食べる間もなく、結界を見張り、調子を見るために山ごもりすることになるからです。

「あけましておめでとうございます」をみなさまにお伝えする余裕もありません。逆に、皆さんが安心して新年を迎えることが出来るよう、魔が結界内へ入ることのないよう、しっかり見張り、広い地域を守る結界に破綻がないかも含めて見守らなければなりません。


と、わたくしはそんな年越しをするわけですが、皆さんは年越しで初詣に行かれる方もいるでしょう。

わたくしは神社に参拝する時は、家で塩を入れたお風呂に使って身体を清めてから向かっっています。みなさんも余裕がありましたら、ぜひ参拝前に身体を清めてみてはいかがでしょうか。ただし、湯冷めには十分お気をつけてください。



また、初詣に行かれる際は、地元の氏神様の神社にも忘れずに参拝を。こちらは土着の神様という性格が強いのですが、地元で土地の力が強い場所にあるはずですから、その力の及ぶ地元で暮らしているので、しっかり参拝したいですね。

参拝といえば、去年の御札やお守りも忘れずにお持ちいただいて、1年の役目を感謝してお収めしましょう。

夏や秋などに行った神社のものは、まだいいでしょう。期間はだいたい1年が目安です。できればお求めいただいた神社に収めて炊き上げしてもらうのがいちばんなのですが、旅行で訪れた遠方の神社などの御札ではそうも行かない場合もあります。その場合は最寄りの神社に収めてください。

年越しの楽しみといえばおせち料理です。最近では和風だけでなく中華や欧風など、グルメなおせちも増えましたが、縁起食にはやはりそれならの根拠がありますし、食べることで身体の中に取り込みますから、厄払いや身体を整える役目もしっかりあるのです。

そういう意味では、昔ながらの伝統的なおせち料理をお食べいただくことをお薦めします。


若い方はふだん口にしないものも多いと思うのですが、偏った食生活を正月くらいは正してみるという意味でもよろしいのではないでしょうか。

さて、新しい年がどうなるのか、気になる方がただいま、鑑定所に多くいらっしゃっています。来年のことを言うと鬼が笑うと申しますが、陰陽師のわたくしにとって、鬼は怖くありません。


年明けは、6日の土曜日から鑑定をさせていただきます。

少し早いですが、本年は皆さまにお世話になりました。来年も皆さまが幸せな年を過ごせるよう、お祈りさせていただきます。


それではまた、このブログで鑑定所でお会いましょう。

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※年末年始は12月30日~1月5日は鑑定はお休みとなります。

※予約受付の連絡は12月29日~1月4日までお休となります。

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2016年9月 5日 (月)

暑い夏に陰陽師は何を食べていたのでしょう【第ニ回】

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。
今回も前回に続いて、陰陽師が食べていたものについてご紹介いたしましょう。

夏といえば、少年時代から鯉を食べていました。洗いにしたり、鯉こくに佃煮。。。滋養強壮に最適なのでキモも食べます。

自分で釣り上げた鯉をしばらく真水の中で飼ってからいただきます。

ちなみに、晴明が鯉を食べていたという記述を、今も伝わる日記で読んだ記憶があります。

鯉はいまだに湖沼や河川の多いエリアでは食べられています。貴重なたんぱく源として、昔から食べられていたわけです。

ご自分で釣って料理されるのも慣れないでしょうし、なにしろ大きな魚ですから、川魚専門店などでお召し上がりになることをお勧めします。

たんぱく源といえば、山で取れる動物や鳥類なども陰陽師は食してまいりました。とはいえ、そうそう毎日食べられるものではありませんでした。

ふだんはといえば、かなりの粗食です。

修行時代に、昔ながらの陰陽師が食べていた食事で2週間過ごしたことがありました。

主食は米ではなく、ひえやあわです。ふっくらしないので、いまひとつ食い足りません。

そして、おかずは、「曽」のみ。

これは、味噌を固く干したようなもので、あまり味がありません。量もほんの少しです。

まだ若かったので、とても満腹になる量ではありませんでしたが、毎日食べていると不思議なもので、ひえやあわのあじわいをありがたく感じるようになり、「米よりもうまいのではないか?」と思い出しましたが、修行が終わって白米を食べたら、やはり白米のほうが断然おいしく感じられました。

現在は五穀米など、雑穀を米に混ぜて炊きあげていただきますが、米に混ぜない状態でいただくと、昔の食事が分かっていただけるとかと思います。

しかし、これはあくまで修行食です。ふだんはたんぱく源を適度に摂ったりしておりましたので、一度くらいならかまいませんが、日常をこの食事で過ごすことはおやめください。
現在のわたくしはといいますと、みなさんと同じように食事をきちんと摂っております。唯一、実家に帰って山の結界を張るためにこもる時だけ、昔ながらの自然薯団子を持って入ります。

その結界張りに手間取ると実家の料理がなくなってしまい、わたくしは帰省した時よりも痩せて東京に戻ることになります。

やはり陰陽師は術を使っている時がいちばん手が離せず、食事もおろそかになってしまうのです。そのため、ふだんはできるだけ海の幸・山の幸をふんだんに摂っておくことが必要なのです。

秋は実りのシーズンでもあり、果実も実りますね。

夏の疲れを取るのでしたら、旬のものをできるだけまんべんなく摂ることです。

そして、大地を循環する御度をしっかりと体内に取り込みましょう。

それではまた、このブログで、鑑定所でお会いしましょう。

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2016年8月29日 (月)

暑い夏に陰陽師は何を食べていたのでしょう【第一回】

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

台風が立て続けにやってきて不安定な夏になっていますが、この秋も暑いとか。
そろそろ、夏の疲れも出る頃ではないでしょうか。
西日本は真夏日が続いていたので、参ってる方も多いでしょう。

天気が不安定でも毎年のように最高気温を更新している状況ですから、水分をしっかりとるのはもちろんですが、食事もきちんと摂りたいものです。

夏の暑さでバテないようにと、鰻を食べた方もいらっしゃると思いますが、これは江戸時代に始まった習慣です。

では、それ以前はどうだったのでしょうか? 特に陰陽師は何か特別なものを食べて、精をつけていたのでは? と疑問を持たれる方もいるかもしれませんね。

実は、陰陽師とはいえ、夏に特別なものを食べるということは殆ど無かったのです。
陰陽師が夏に重宝していたのは素麺です。

素麺は今も夏に多く食べられていますね。糸のように細く、喉ごしもよく、食欲が失せる季節に最適な麺です。

実は、京都で陰陽師が食べていた素麺の産地は、大和の国・三輪(現・奈良県桜井市)です。


そこは三輪山があり、その山をご神体とする日本最古の神社・大神神社があるという場所で作られています。


素麺は小麦を挽いて作る面ですが、三輪では神の啓示に従って作られたという伝承も伝わる、由緒ある食べ物でもあり、神の息吹も感じられるものともいわれていました。

山を御神体とする神社は、自然を畏れ、敬う日本古来の宗教に近いともいえます。その山は陰陽師ならずとも人々が特別な場所と感じる場所だったのです。

そんな場所で作られた素麺は陰陽師にとって、自然そのものを体に入れるという意味で力をつける食べ物でもありました。

なにより、のどごしも良い炭水化物ですから、即座に使えるエネルギー源としても優れていたので、効率が良い食べ物ともいえます。

もうひとつ、陰陽師が結界を張るときなどに持って行った食べ物をご紹介しましょう。
それは、自然薯(じねんじょ)の団子です。

自然薯はご存知の通り、体力がつくとされる「ねばねば」が特徴の山芋です。

かつてはそのへんの山でけっこう大きな自然薯を掘り出すことができて重宝したものですが、最近は山に入る方も増えて小さいものが多くなってしまいました。

自然薯の団子は、結界を張る範囲が広く時間がかかる時になどに持たされます。この自然薯団子は腹持ちもよく、2日に1個でも充分です。

なにより、術の合間にすばやく食事を済ませることが出来ますので、気を許すことが出来ない時に最適なのです。

この自然薯団子は、焼くのではなく、蒸かして作っておりました。

興味のある方は、ぜひ作って陰陽師の食事を味わっていただければと思います。

ちなみに、この自然薯ですが、米と共にのりの材料に使っています。
米だけでなく、自然薯を混ぜることで粘りが増すのです。

食については、次回もお話させていただきます。

それではまた、このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2016年1月 2日 (土)

運気を上げるため、正月にしておきたいこと【第二回】

謹賀新年

 

あけましておめでとうございます。

 

「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

 

本年もよろしくお願い致します。

 

さて、前回に続いて、運気をあげるためにお正月にしておきたいことについてお話いたします。

 

これは知り合いの会社社長さんのご家族が昔から習わしとしていることなのですが、
正月には年末に新調したスーツを着て、家族での食事をするのだそうです。

 

実はこれは、文字通り心機一転で古いものを脱ぎ捨てるという意味でとても理にかなっているのです。

 

毎日のように着ている服は、良くも悪くも、その人や、その人への念を帯びてしまいます。

お正月を機に新調することで、その念を一新してしまうわけです。

 

むろん、代々伝わっている振り袖などはそうそう変えられませんが、振り袖などはハレの日に着るもので、日常的に着るものではありませんからご安心を。

ちなみに、初詣や成人の日、お祝いの席では振り袖をぜひ着用されることを女性の方にはお勧めいたします。

 

お正月は、こうして心機一転でモノを買い換えるのにいい機会だといえるでしょう。

 

さて、もうひとつ、おすすめしたいのは、「凧上げ」です。

 

といっても、できれば最近の洋凧ではなく、昔ながらの和凧がおすすめです。

 

最近は凧をあげる場所がなかなかありませんが、海辺では余裕もあるはずです。

 

和凧をおすすめする理由は、自分の希望を書いた凧を高くあげて神様に(天)希望を自分の希望を見てもらうのが目的だからです。

といっても、不思議な事に、凧の絵や文字が書いてある面は下を向いていたりするのですが。

 

和凧でよく書かれていた文字というと、「龍」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

龍はいうまでもなく、強者の象徴であり、幸運の象徴でもあります。

龍のように強くなりたい、龍の力にあやかりたい、という自分の願いを天に届けるのです。

何より龍は天に昇るものですから、空高く上がる龍は、凧にぴったりなのです。

 

もちろん、ご自分の希望を書いて凧上げしていただいてかまいません。

 

そして、もうひとつ、「おせち料理」です。

最近は和洋折衷のものが多いのですが、できれば和風のおせちをぜひ食べてください。

 

おせち料理には、縁起のいい食べ物がたくさん並びます。

ひとつひとつ手作りするのは大変ですが、特に願をかけたいものは手作りされてもよいでしょう。

 

食べるほうも、ひとつひとつの食べ物の意味を知った上で噛みしめて食べていただくとよろしいかと思います。

 

新年一回目のブログとなりましたが、皆様がよいお正月をお過ごしできますように。
本年もよろしくお願いいたします。

 

それでは、また。このブログで、鑑定所でお会いしましょう。

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2013年4月26日 (金)

夏も近づく八十八夜──疲れが出る季節に役立つ陰陽道の知恵

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

樹木の葉の色もしだいに濃さを増し、暦のうえでは春もいよいよ終盤になってまいりました。

今は二十四節気でいうと「穀雨(こくう)」の頃(今年は4月20日から)。

この頃に降る雨は穀物の成長を助ける恵みの雨であることから、穀雨といわれるようになりました。この季節には、様々な植物が春の気と慈雨を受けながら、内に生命力を蓄えています。

穀雨の頃が終わりを告げる前の立夏直前になると、「八十八夜」を迎えることになります。

八十八夜は、立春を第1日目として88日目を指し、今年は5月2日

「夏も近づく八十八夜…」で知られる『茶摘』という歌がありますが、これはちょうどこの頃の季節の情景を歌ったものです。

八十八夜前後に摘んだ新茶は、若々しい爽やかな香りがあって、とても美味しいですよね。京都に住んでいた頃、これからの季節には私も宇治の新茶を嗜んでいました。

私は日本茶に限らずお茶類全般が好きなので、自分でもハーブや果実などを使ったお茶をつくることがあります。

たとえば、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類の皮をよく乾燥させて保存し、それを砕いたものに湯を注いでお茶として楽しんでいます。

また、自宅でレモングラスやペパーミントなどを栽培してハーブティーを作ることもありますし、それらを市販のハーブとブレンドして、オリジナルのハーブティーを作ることもあります。

そうした香草類の手触りや湯の色を感じ、味や香りを体感することは、自分の感覚器を鋭敏にすることに役立ちます。

陰陽師が術を施す際に使う力は、五感の延長線上にある能力。

日頃から五感を刺激することは、陰陽師としての力を高めることにもつながるのです。


もっともそうしたこととは関係なく、気分転換のためにもティーブレイ良いものですよね。

皆さんも時にはゆったりとした気分でハーブティーなどをつくり、気分をリフレッシュさせてみてはいかがでしょう。

さて、これから五月を迎えると、この春から新しい環境に身をおいた方のなかには、疲れを感じ始める方も多いかもしれません。

5月病という言葉もありますが、心身に不調をきたしたり、「なんだか、やる気が出ない」という状態になる人も、少なくないようですね。


そうした方には前述したハーブティーなどで気分転換することがお勧めですが、少々疲れ気味の時などには、旬の食材を食べてみてはいかがでしょう。

たとえば果物や野菜などは、生育環境が適した時期に最も多くの栄養分を蓄えており、その季節の私たちに不足しがちな栄養も豊富に含んでいます。

もちろん果物や野菜だけでなく、魚なども同様のこと。
旬の食材は味がよく、生命力もみなぎっています。

そうした食材をいただくことは、少し疲れ気味の心身に精気を取り戻す一助になるものです。

この季節、山のものであれば「ふきのとう」「うど」「たらの芽」、海のものであれば「かつお」などが美味しい季節ですね。

できれば産地に足を運び、収穫して間もないものをいただくとより良いでしょう。

少し遠出をすることで良い気分転換になりますし、採れたての新鮮な食材ほど生命力を多く内包しているので、よりたくさんの恩恵に浴することができます。

旬の食材をいただいて精気を満たし、この爽やかな季節をさらに楽しく過ごしていただきたいと思います。

それでは、また。このブログでお会いしましょう。

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2011年12月 1日 (木)

霊に負けない体力をつける!?

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

前回に続いて、漫画「I.C.U」の中のセリフから。

幼なじみの霊を見て怯える女子高生に霊能者が
「カロリーをたっぷりとって霊への抵抗力をつけるように」
と言うのです。

漫画を紹介してくれた知人がそれを差して「これ、本当なの? ほかの漫画でも同じようなセリフがあったんだけど」と、後日、また別の作品を持ってきて見せてくれました。

それが押切蓮介さんの「サユリ」です。
いや、これはなかなか凄まじい漫画でした。

中古住宅に越してきた家族が霊に憑かれて殺されたり消されたり。
後半はその霊との対決になるのですが、能力のある婆さんが主人公の孫に食事をたんまりとって、きちんと風呂に入り、たっぷり睡眠をとって生命を濃くしろ、そうすれば奴は何もできん、と言うのです。

わたくしは、この一連のセリフをとても懐かしい気持ちで見ておりました。

関西圏の方なら、小さい頃に
「ちゃんとメシ食わんと、鬼につかれてまうで!」
などと怒られた覚えがあるのではないでしょうか。
鬼でなくキツネ、と言われた方もいるかもしれません。

ただ、これは古い言い回しなので、主におばあちゃんやおじいちゃんなどが言っていたという記憶にあるかもしれませんね。

実は、これ、「疲れる」と「憑かれる」をかけあわせた語呂遊びでもあるのです。
しっかりごはんを食べることで疲れ(憑かれ)も飛んでいく、という意味です。

陰陽師の活躍した平安時代から、病も含めて目に見えない脅威や恐怖はすべて霊や鬼の仕業であるとされてきました。

そのなかには、栄養と休養(睡眠)を規則正しくしっかりとることで解決するものも少なくありません。
少なくとも、きちんとした食事としっかり睡眠をとれば疲れも取れやすくなりますし、体力もつきます。

そうすることで霊に憑かれなくなるのかというと、それに関しては違います。
これも以前、このブログで書いたとおり街中のあちこちには霊がうようよいます。波長があうだけで取り憑かれてしまうことは珍しくないのです(→参考記事 クリックで表示します) 

ただ、心身が弱っていたりすると余計に霊を引きつけやすくなるので、そういう意味では霊を避ける助けにはなるかもしれませんが、
それよりも、霊に取り憑かれても負けない心身の状態であることのほうが重要です。

取り憑かれていても、生きている人間は強いのです。

しっかりバランスの良いご飯を食べて、できるだけ規則正しい生活を心がけるだけでも霊はそんな人間を嫌がります。
居心地が悪くなって、離れていくこともありますし、影響も及ぼされずに生きて行けるでしょう。

そういう意味で、充実した生を生きることは霊をはねのける力になると思います。

悩みを抱えていて打ちひしがれていると食欲もなくなり、睡眠もろくにとれない状態になっている方も多いと思います。
また、家にこもりがちになってしまうのも良くありません。

少しでも健康な生活を心がけてみることで、悩むだけの日々からも少しだけ解放されて楽になることもあります。

悩みを抱える全ての方を鑑定できればいいのですが、なかなかそうも参りません。
せめてものお力になればと思い、今回の記事をまとめさせていただきました。

それではまた、このブログでお会いしましょう。

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2011年8月19日 (金)

料理は超感覚を磨くトレーニングになります

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

昨日まで暑い日が続いていましたが、今日から
関東でも涼しくなるようですね。

急に気温が変わると体調を崩しやすいので
こういう時こそ体調管理に気を配らなければなりません。

体調が悪ければ術の冴えにも影響が出ますからね。

以前にこのブログで、自宅の家庭菜園について、書かせていただきました。
最近、そこでナスが収穫できたので、日々の料理に使っています。

ナスはいろいろな調理法があるので、腕の振るいがいがあります。
揚げナスにしたり、てんぷらや漬物にしたり、
カレーに入れたり、マーボナスにしてみたり・・・。
今の季節であれば、ゴーヤと一緒に炒めて食べるのも、けっこういけます。

Cpicon *ゴーヤと茄子の味噌炒め* by ☆゚。MAKI。゚☆

Cpicon ゴーヤと茄子の味噌そぼろ炒め by のりフク

「ナスには栄養がほとんど無い」という話を聞いたことがありませんか?
実際にそのように信じている方もいるようですが、
ナスはミネラル成分、食物繊維などを豊富に含んでいるため、
すぐれた生体調節機能があるといわれているそうです。

また、ナスのムラサキの色素であるナスニンは、強い抗酸化力を持っていて、
ガンの予防に効果があるという説もあるようですね。

ナスを見くびってはいけません。

そうした食事の後や、鑑定の合間のひと時には、
収穫したばかりのレモングラスやペパーミントで、
ハーブティーを作って楽しんでいます。
どちらも気分をリフレッシュできる爽やかな香りを楽しめるので、
この季節にはおすすめ。ホットでもアイスでも、いけますよ!

このように自然の恵みによって、嗅覚や味覚を楽しませることは、
自分の感覚を研ぎ澄ますためにも、実はとても大切なことなんです。

超能力、超感覚などといわれるものは、実は五感の延長線上にある本能的な感覚です。

日頃から五感をなるべく使い、研ぎ澄ますことで、カンはより冴えてくるもの。
逆に五感を使わないことに慣れてくると、本能の働きは鈍ります。

料理を作る際には、五感の全てを使うことになりますから、
「男女とも厨房にるべし」と、おすすめしたいですね。

それでは、また。このブログでお会いしましょう。

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