陰陽師の除霊術

2018年3月22日 (木)

星に祈りを捧げるならどんな星?

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

陰陽師は平安の昔から、星空を観測してまいりました。
暦を制定するために、そして、吉兆を占うために。
さらには、五芒星や北斗七星の形を術で利用することも多々あります。

さて、こんな話から始めたのは、皆さまに陰陽師と星の関係が深いことを前提条件として知っていただきたかったからです。

メルマガでは読者の方の質問を受け付けておりまして、時折り、メルマガ上でお答えしています。

今回はメルマガに寄せられた質問にお答えしてみたいと思います。

ご質問は、星に願い(特に人の幸せ)を願うにしても、効果的な祈り方はありますでしょうか。また、陰陽師の方にとって、北極星と北斗七星は、どういう意味をもつ星なのでしょうか? 願い事をするにしても、オススメの星などはあるのでしょうか?」
というものです。

この方はすごく優しい心をお持ちの方で、お祖母様や家族、友人の幸せを祈りたいという希望をお持ちです。

いまどき、自分のことより周囲の幸せを祈ることを優先しようというだけでも、この方は幸せになっていくと思います。

それについてはまた、別の機会にお話させていただくとしましょう。

さて、まず、陰陽師に関して言うならば、北極星と北斗七星はとても縁深い星々です。

北極星は全天の中でも沈むことのない中心となる星です。

ですから、私ども陰陽師にとっては帝(みかど)を意味します。

そして、それを守るものとして、星座ではおおぐま座の中でしっぽにあたる北斗七星があります。これは、柄杓に似たその形から、独立した星座として世界でとらえられてきました。

北極星を見つける星座としても有名ですし、西洋・東洋を通して特別な意味のある星座として古来より崇められてきた星座です。

ちなみに陰陽師が占いで使う直盤では中心に北斗七星を置きます。

しかし、これらの星は陰陽師にとって占いに用いる星です。また、術の中でその形を手形や実際に記して用いる時もあります。

お祓いの時にも背中に北斗七星を背中に描く時もあります。

しかし星に祈っているわけではありません。

では、実際の星空で願いをかけるとしたら、どんな星がいいのでしょうか?

極端に言ってしまうと、願いがある時は実際に口にすることです。できれば毎日。言霊として出すことが大事です。文字として書いても良いでしょうが、星に祈りたいという思いがあるのでしたら、星空が見える日は必ず祈りを口にされると良いでしょう。

もうひとつ、いつもそのことをできるだけ考えていることです。

流星が流れるまでに3回願いことを言えれば願いが叶うと昔から言われていますが、それはけっこう難しいことです。

これはどういうことかというと、「常に思っていてください」ということです。

たとえばあなたが今「あなたの願いはなんですか」と急に質問されて即答できるでしょうか? 少し考えてしまう方が多いと思います。

ですが、いつも思っていれば、即答でき、流星が流れている時でも叶うわけです。要は、そのくらい真剣に考えること、願い続けることが祈りには必要というわけです。

ちなみに流星は目に見えないだけで昼間も多く流れていますから、ずっと思っているのであれば、昼夜は関係ありません。

そういう意味では、口に出していうのであれば、星は特に無関係です。

しかし、それではどうも祈りにくいという方もいるでしょう。そういう方には、一番星をおすすめします。

一番星は、日没前後に見えている、かなり明るい星です。西の空に見つけることが多いのは、それが宵の明星「金星」だからです。

地球よりも太陽に近い惑星で、そのため夕方か明け方に見られます。

もう少し暗くなってからでしたら、その時に見えるいちばん明るい星でもかまいません。

また、早起きの方であれば、日の出を拝むのもよいでしょう。
御来光は今でもたくさんの方が拝みに行かれますよね。正月も初日の出を拝むほどです。

夕日は地平線の下に落ちていくので、あまりおすすめできません。これは世界共通ですが、日没は死を意味します。朝日は生命です。

なので、太陽を拝むのであれば、朝日がお勧めとなります。

いかがでしょうか。

願掛けはそう難しいことではありませんが、口に出して言うこと、そして星に願うということで毎日続ける、さらに、その思いをいつも持っていることでより強さを持ちます。

それでも、全ての願いが叶うというわけではありません。人にはそれぞれ宿命があり、決まっている出来事もあります。

そのことを考えずに「願いが叶わなかった」と絶望することもありません。

私の先読みは、そうした方のためにこそ授かった力であるとも思えます。

より強い願いがある方は、その願いを増長させる陰陽師の術と、先読みの結果をお持ち帰りいただければ幸いです。

それではまた、このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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除霊、結界張りなどの相談や、陰陽師・陰陽道に関する質問も受け付けております。
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2018年3月 4日 (日)

身近な植物で邪気を払う、陰陽道の知恵

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

今年も3月になりました。

まだ寒さを感じる日は多いものの、寒気の中にも春の気配を色濃く感じるようになり、陽の気がしだいに増していると感じます。

3月6日には二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」を迎えますが、これは冬籠りしていた虫や蛇などが土中から地上に出てくる時期とされています。暖房をつけて暮らしがちだった部屋から一歩で出て、散策したくなる季節になってきました。

こうした季節に外出し、身近な自然に目を向けると、ふくらみかけた木々の蕾や、活動し始めた小生物などを目にすることができます。

私たち陰陽師はそのような生き物や自然物を活かして、術をかけることが多々あります。

たとえば、ある場所に結界を施す際、その周囲に樹木や自然石などを置いて念を入れ、効果をもたせることがあります。

またある種の呪術では、蛇やムカデなどを使って術の効果を高めたりもします。

そのようなことは、私たち陰陽師をはじめとする術の専門家にしかできませんが、皆さんでも手軽にできる、自然物を使った簡易な呪術をお教えしましょう。

今回は、特に植物を使った呪術をお伝えいたします。

大地のエネルギーを吸い上げ、自らの命に換えている植物はそれ自体が生命力の塊ですが、特に霊的な作用が高いものがいくつかあります。身近で手に入りやすいものをご紹介しましょう。

まず一つ目は「蓬(よもぎ)」です。

よもぎは全国各地に自生していて、誰もが入手しやすい植物です。

こうしたよもぎを採取し、すり潰して家の周囲にまくことで、邪気払いとして利用することができます(公共の場では採集が禁じられている場合もあるのでご注意ください。また、その土地や山自体が聖域として祀られているような場所でも、採取することはやめましょう)。

また、採取したものを料理に使うこともできます。よもぎ餅をつくったり、アク抜きして炒めたり、天ぷらにしたり、お茶にして飲んだりしても有効。また、よもぎをお風呂に入れて、ゆっくりつかってみるのもお勧めです。身にまとわりついた邪気を払ってくれます。

蓬と同様に邪気を払ってくれるのが、「榊(さかき)」です。

榊は神道の神事で使われていますが、それだけ神聖で霊力の強い植物です。玄関や家の周囲に置くことで、悪い気の侵入を防いでくれます。

山にハイキングに行った際に見かける「あけび」も、邪気を払うために有効な植物です。

実を食べることで効果があるのはもちろん、ほのかに甘い果肉に含まれる種を炒って家の周囲に撒くことで、邪気の侵入を防ぐことができます。

また、あけびの茎は蔓状になって伸びますが、その蔓をより合わせて玄関の戸やドアの上に飾ることで、結界としての役割をもたせることもできます。


知人から嫉妬や憎悪などの負の感情をぶつけられたとき。
また職場で悪意のある感情を向けられたと感じたときなどに、上記のことを試してみてはいかがでしょうか。

邪気を払う働きのある植物を身近な場所に置いたり、食べたり、飲料にして飲んだりすることで、邪気に抗する植物の力を自身に取り入れることができます。

また入浴して身体に浸透させたりすることで、負のエネルギーに対する抵抗力を高めることができます。

こうしたものは一般の方々でもできる、ごく簡易な呪術といえるものです。

身近にある植物を活用して、日々をより心安く暮らす知恵を、陰陽道は有しているのです。

ただし、手軽にできはするものの、これらは万能ではありません。

呪術としての専門的な技法が凝らされているわけではありませんし、術者の強い念が込めたものでもありません。
大きな負のエネルギーや、霊的なトラブルに抗するためには、必ずしも有効な手立てとはいえないでしょう。

ご自分なりの努力を試みても、いっこうに心が晴れないときや、負の力にとらわれ続けていると感じる時には、ぜひ鑑定室にいらしてください。陰陽師としての知恵と術を駆使してその原因を探り、懊悩を解消できるようお手伝いいたします。

それでは、また。このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2017年12月14日 (木)

陰陽師と道具について

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

私たち陰陽師は、術を施すときに道具を使います。

まず、暦や方位を読むときにつかう式盤(ちょくばん)
これは陰陽師にとって定番のようなものです。

それから、災いを払うための呪符。

人の身代わりになって災いを引き受ける人形(ひとがた)

結界を張るときに置かれる水晶などの石

悪霊を消し去るときに切り裂く

まだまだありますが、こうしたものがおなじみのところでしょうか。

そしてそれとは別に、悪霊を消し去ったり、
呪を唱えたり、術をかけたりするときに用いられるものとして、
数珠や独鈷といった法具類があります。

法具という言葉からもおわかりように、これらは仏教の道具です。

数珠は念仏(つまり呪文)を唱える際に用いられるものですし、
独鈷は仏教の修行者が、自らの身を魔から守るための聖なる武器でした。

とくに独鈷は、寺院を建てる際に結界張りの道具として、
土中に埋められたこともわかっています。
それだけ守護の力が強い法具だったわけです。

と書くと、歴史に詳しい方なら、奇妙に思われるかもしれません。
仏教の道具である法具を、なぜ陰陽師が使っているのだろう、と。

たしかに、いくつかの共通項はありますが、
陰陽道は仏教とはまったく別のものです。

ですから陰陽師も、古くは数珠や独鈷は用いていませんでした。
それを陰陽師の世界に持ちこんだのが、安倍晴明です。

晴明は、当時の陰陽師の世界ではきわめて型破りな人物だったといいます。

また、いいものはいい、悪いものは悪いという、
常識にとらわれない価値判断の基準をもっていました。

その晴明が、仏教の法具である独鈷を手にしたとき、
すぐに陰陽師の道具として使うことを決めたのです。

そしてこのことによって、陰陽師の術は、
適用範囲も効力も格段に上がったといえます。

私自身、結界を張ったり、悪霊を消したりするときに、
独鈷を手にして実感するのですが、
じつに術がかけやすく、
術の効果も切っ先鋭い刃物のようになります。

ちなみに数珠ですが、陰陽師がこれを使うようになったのは、
晴明よりも後の時代のことでした。

おそらく晴明は、数珠も使いたかったのではないかと思います。

ただ、当時の朝廷は
仏教的なものはできるだけ排除したいという方針だったので、
そこまで思い切ったことはできなかったようです。

それにしても、いつもながら晴明の先見の明と行動力には感心されられます。

もしも皆さんがこうした陰陽師の道具に興味をお持ちなら、
ぜひ鑑定室にきてください。
もしかしたら、実際に使っているところを
お見せできるかもしれませんよ。

それではまた、このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2017年11月 7日 (火)

写真に写った光のカーテンの正体は、ある特殊な結界でした

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

以前に何度か鑑定室に来られたことがあるAさん(女性)から、興味深い写真を見せていただきました。
それはAさんが京都旅行に行った際に撮ったもので、橋の上からある川の風景を写したものでした。

不思議な写真で、川の上の空間に光のカーテンのようなものが写り込んでいます。

撮影時には何も見えず、旅を終えて自宅で写真を確認した際に気づいたのだそうです。
何か悪いものではないかと心配されて、私の鑑定室へ相談に来られたのでした。

私は写真を見ると、すぐにそれが何かわかりました。「結界」です。

美しい川の風景を写真に写そうとして、そこに張られた結界が偶然にも写し出されてしまったのでした。

同じ場所に行ったからといって、誰もが撮影できるというものでありません。
そこでAさんがもう一度撮影したとしても、確実に撮れるものでもないでしょう。

まさに偶然の産物といえるもので、こうしたことが起こるのはたいへん珍しいことです。

ちなみに、Aさんに悪影響が出ることはないので、鑑定時にそれを伝えて安心していただきました。

その結界を張ったのは平安時代の陰陽師

私たち六家の家系(木の家系・火の家系・土の家系・金の家系・水の家系・宗家)の先人たちが施した結界でした。

この結界はこれまでにお話ししたことのない特殊な結界なので、少し説明いたしましょう。

写真に写った川の両側の地域には、ある理由から強い結界を施してあります。

詳しいことを書けなくて申し訳ないのですが、川の両側には、強い力で守るべきものが存在しているということです。

そのように強靭な力をもつ二つの結界が触れ合うと、ある問題が生じます。

接した部分が互いの結界を傷つけ合って、破損してしまうということが、起こりかねないのです。

そのため、二つの結界の間に、力がさほど強くない特殊な結界を張って、二つの結界が接しないよう対処することがあります。

硬いもの同士の間に、「緩衝材」を入れるようなものだと考えると、わかりやすいかもしれません。写真に写った光のカーテンのようなものは、そうした類の結界なのでした。

またこの結界には、もう一つユニークな特色が備わっています。

それは、高さが3メートルほどしかないということです。

守護すべき物や地域の周囲に張る通常の結界は、そこが霊的な攻撃にさらされないよう、天に向かって高い壁をつくるようにして張ります。

ですがこの結界は、高さが住居の二階くらいまでしかありません。なぜかというと、その川の上には、霊道が通っているからです。

霊道とは、文字どおり霊がとおる道のこと。亡くなった方の霊が、然るべきところに行くために通る道です。

そのような霊道に接して結界を張ってしまうと、霊道を遮ったり、道筋を変えたり、分岐させたりということが起こってしまいます。

そうしたことが起こらないよう、霊道に触れない高さの結界を施してあるのです。

ちなみに、霊道が通っているなどというと、怖い場所のように思う方がおられるかもしれませんが、一概にそうとばかりはいえません。

確かに霊的な感度が強い方は、霊道の近い場所を怖いと感じてしまうことが少なからずあります。でもその一方、霊道は人を集める求心力があるため、客商売に向いているという側面もあります。

とても繁盛している飲食店や商業施設が、実は霊道沿いにあるということは、そう珍しいことではないのです。

さて、今回は偶然写真に写ってしまった結界についてお話ししました。

写真に思わぬものが写ってしまうというケースは、まれにあることです。
実際、自分や家族と一緒に気味の悪いものが写り込んでいたため心配になり、鑑定室に写真をお持ちになる方は少なくありません。

もし気になる写真などがあるようでしたら、鑑定室に持っていらしてください。私が見極め、適切に対処するようにいたします。

それでは、また。このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2017年9月 5日 (火)

念のこもりやすいモノの本当の怖さ

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

メルマガ読者の方には先行で連載コラムにて紹介しましたが、世の中には念のこもりやすい"媒体"に向いているものがあります。

それはいい思いもこもりやすいのですが、放置されるとその思いが薄れて元の念が入っていた隙間に邪悪な念(霊と言い換えても差し支えありません)が入り込んでしまうのです。

メルマガで紹介したのは、古民家で使われていた柱でした。

古民家を解体して出た柱や梁などは使い古した色や味もあり、もとがいい木材を使っているので家を新築する際にアクセントして用いる方も増えています。リノベーションなどでも人気があるようで、専門の業者さんもいるようです。

梁などは生活の中で手が届く場所でないため問題はないのですが、床の間などにある柱には、よく子どもや孫の身長を刻んだり、書いたりします。これはよくある微笑ましい光景で、子どもの成長を願う親や祖父母の願いが念として柱にも刻まれるのです。

さて、その後、家族が出ていき、祖父母も亡くなり、長い間放置されると、この柱の念は発散して薄まっていきます。すると、そのぶん隙間が出来るとイメージしてください。

柱は木でできていますが、木というのは念がこもりやすいのです。

人が住まない家は、行き場のない死霊などのたまり場になってしまうのですが、その死霊が柱の中の隙間に潜り込んでしまうのです。

木は神事でも大きな役割を果たしますし、御神木などもあります。つまり、それだけ念を込めやすいものとして昔から知られていたといえるでしょう。



人が住まなくなってすぐに解体された家の柱であれば心配はないのですが、柱の履歴がわからない場合は、鑑定で観させていただかないとわかりません。

問題があれば除霊して結界を張ることが可能ですので、まずは鑑定所にご相談においでくださればと思います。

さて、ほかにも家の中には念がこもりやすいものがたくさんあります。

その代表格と言えば人形です。

人を型どった人形は念や霊がこもるのに最適なのです。人形にまつわる怪談が多いのは、そうした理由もあるからでしょう。

先祖代々伝わっている雛人形や日本人形などは、代々、子どもの成長を祈る気持ちがこもっていますので、行事の際は箱から出して、きちんと飾ってお供え物も忘れずに。

おもちゃの人形なども、子どものころに遊んでばらばらにしてしまうことがありますが、もともと飾るものではありませんから、これはそういう運命と言えます。

めいぐるみは小さい子がよくどこへ行くのにも抱えている場合もありますが、実は布というのは念が入りやすいのです。なので、こわれてもできるだけ繕って直し、最後は人形を供養するお寺や神社で供養するのが良いでしょう。

さて、今、布は念が入りやすいと言いましたが、日本ではあまりないのですが、海外の不動産は家具付きですぐ住めるところが大半です。

国内でも賃貸マンションで一部増えてきました。

回転が早く、すぐに次の人が入る場合は柱の場合のようなことはないのですが、前の人がその部屋でどんな気持ちで暮らしていたかによっては、その念が残ることが稀にあります。

たとえば同棲していて、その部屋で喧嘩が耐えないようになり、悲しい気持ちで関係を解消した――これは極端な例ですが、ベッドのシーツはもちろんですが、マットレス、またソファなども念が入りやすいといえます。

もうひとつ、室内にある木製家具も残念ながら念が入りやすいので、そうした物件に入る場合は、直前に住んでいた方のことなどをお尋ねになったほうが良いでしょう。

ホテルなどは木の家具もファブリックもたくさんありますが、思いを残す間もなく旅立ってしまうため、自殺や殺人などが起こらなければ人の念も残らないのです。

さて、長くなってしまいましたので、今回はここまで。続きは別の機会にいたします。

それではまた、このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2017年8月 5日 (土)

TVドラマ『ハロー張りネズミ』で除霊の取材を受けました

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

先日、TV番組の取材を受けました。

と言っても、出演をするわけではございません。

お話は時折いただくのですが、顔をだしての露出はお断りしているので、監修という形で落ち着くことが多いのです。

さて、今回取材を受けたのは、弘兼憲史さん原作コミックを実写ドラマ化した『ハロー張りネズミ』(TBS/毎週金曜・夜10時放映中)です。

主演は探偵役が瑛太さんで、アシスタントがV6の森田剛さん、探偵事務所所長には山口智子さん、ミステリアスなヒロインは深田恭子さんというメインキャストに、毎回ユニークなゲストが登場します。

わたくしにとっては懐かしいコミックの実写化で嬉しい限りですが、今回いただいたオファーは、第4・5話の怪奇現象の謎を解明する中で絡んでくる「祈祷師取材協力」で監修してほしいというお話でした。

よくドラマでは着物を来たそれっぽい人が数珠を持って拝むような演出がありがちなのですが、監督の大根仁さんがそこはリアルさを追求したいということで、スタッフの方がムービーカメラを持って鑑定所にいらっしゃいました。

陰陽師の除霊では全身を動かします。

手では陰陽字や陣形を描いたり、手刀を切ったり、拝んだりしますが、全身の力を込めるのでおそらく独特の筋肉の使い方をしているはずです。

呼吸も大切で、吸ったり吐いたりするタイミング、また息を止めるタイミングも重要です。文字通り気をコントロールしているのです。

さらに、陰陽師は足さばきも独特です。

動きで陣形を描くときもありますし、土地や部屋などある程度広さのある場所で除霊や結界の術を使う時は、境界をハッキリとさせながらすり足で歩むのです。そして、重要なポイントではそこで止まって呪文を唱えます。

スタッフの方はその足さばきも含めて収めて帰られました。

監修にはもうお一方立てているとのことですが、今日放送された第4話では、陰陽師らしさはあまり見られませんでした。

ただ、次回はこの続編で、予告を見る限り本格心霊もののようです。

私の名前はエンディングの次回予告にクレジットされていましたが、ご覧になられてこのサイトにたどり着かれた方がいましたら、陰陽師について知っていただける方が増えますから、わたくしとしても嬉しい限りです。

また、ちょうど悩みを抱えておられる中でたどり着かれた方は、たどり着くべくして来られたともいえます。

悩み事がありましたら、ひとりで悩まず、鑑定所にぜひおいでください。

ドラマのような除霊や結界に興味を持たれた方も歓迎です。
ただし、害がない霊しか憑いていない場合は無理に除霊はお勧めしませんのでご安心ください。それでも除霊についてお話を聞かれたい、どうなるのかを知りたいという方にはお話をさせていただきます。
初めて鑑定に来られた方にはあなたの身代わりになる式神をあなたに合わせて鑑定の最後に描いてお渡ししていますので、お守りとして身につけてください。
それではまた、このブログで、鑑定所でお会いしましょう。

8月の鑑定日を追加しました※

追加日は10日(木)、23日(水)、28日(月)になります。

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晴和の会 TEL(予約用):03-5360-6160(予約受付は平日のみとなります。

※なお、8月12日(土)~18日(金)までは成道氏が修行で帰省のためお休みとなります

受付は8月14日(月)~16日(水)はお休みとなりますのでご了承ください

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2017年7月27日 (木)

陰陽師の除霊は人生を邪魔する霊を消し去ります

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

今回はお問い合わせの多い、除霊についてお話をいたしましょう。

鑑定時は、先読みをしていますが、その時、私の眼には鑑定している方の御度、そして守護霊やその副霊など、あなたを見守っている霊、そして人によっては取り憑いている死霊や生霊がハッキリ観えています。

実は、大半の方は多かれ少なかれ、守護霊以外のなんらかの霊に取り憑かれています。

その霊は、死霊と生霊に大別されます。

死霊は死者の霊であり、成仏できない霊です。そして現世に留まり闇の中をさまよい続けております。それが波長があったりするとそのまま取り憑いてしまい、生きている人間に悪影響を及ぼします。

この場合、取り憑かれた方がネガティブな状態だったりすると、霊に支配されやすくなり、とても危険な状況に陥ってしまいます。

霊の力はそれぞれ異なりますが、力や念が強い死霊が憑いている場合は、その方の運命を変えて生命を奪いかねませんので、できるだけ早く除霊することが必要です。

これは、生霊の場合も同じです。

生霊というのは、生きている人間があなたに対して飛ばした霊です。もしくは、あなたが強い念を抱いている相手に飛ばしている場合もあります。

生霊は生きている人間の恨みや、恋愛の強い思いなどから生じてしまうことが多いのですが、大半は飛ばした方も意識して生霊を飛ばしているわけではありません。

まったく意識せず、思いもしない相手に次々と生霊を飛ばしてしまう方も稀にいらっしゃいます。

生霊は恨みから出たものでなければ、そう害はありませんが、あまり気持ちの良いものではありません。

体質的に生霊を意識せず飛ばしている方は、そのぶん、確実に魂を削っています。そのため、御度が弱まり、正しく循環できなくなることもあります。

さらに、そんな時は魂の削れた部分に死霊や生霊が入るこむ余地が出来てしまうため、除霊をしたうえで、式神や結界で身を護る必要があるといえるでしょう。

陰陽師のわたくしが除霊をする時、死霊に関しては消去してしまいます。成仏などさせません。完全に消してしまうのです。

さて、生霊の場合はというと、飛ばした方が生きていますから、そういうわけにもいきません。そこで、生霊はまず式神を媒体に用いて乗り移らせます。それから一体ずつガラスの瓶に封じ込め、保管しています。

この生霊の除霊は、目の前で封じこめた瓶をお見せすることができます。

なぜガラス瓶を使うかというと、式神に乗り移らせた生霊は、瓶の中で力を失っていきます。かかる時間はそれぞれ異なりますが、百年単位かかるものもあるため、保存性も考えて変質の少ないガラス瓶を使っているのです。

除霊すべき霊の数は一体だけとは限りません。

長い間に複数の死霊と生霊に取り憑かれている方がほとんどです。

中には邪悪な念が一体化した死霊が憑かれている方もいらっしゃいます。

とはいえ、ついている霊はすべて悪いわけではなくあなたを守ってくれる良い霊もあるので、 鑑定で見させていただいて除霊が必要か否かを判断しています。

どんな霊が憑いているか知りたい方も多いと思いますので、ご遠慮無くお聞きください。

中には霊を消しても消してもすぐに憑かれてしまう方もいらっしゃるのですが、そうした方は結界を張るのがベストです。

特に強い念の持ち主から生霊を次々と飛ばされている場合もあり、そういう方は、誰も居ないはずの場所で視線や人の気配を感じることがあるかもしれません。

そうでない方は式神をお持ちいただくことで、新たな霊から身を守れます。ただし、破けていたら、すぐにお越し下さい。

除霊をすることで、ネガティブな考え方が霊から開放され、良い方向に考えることができるようになります。

また、御度も調整して本来の流れを取り戻すようにしますので、日がたつにつれて除霊の効果を実感いただけるのではないかと思います。


逆に、自分は生霊を飛ばしているかもしれないという方も、ご遠慮無く鑑定においでください。

魂が削れて霊に乗っ取られる前に、手を打つ必要があるからです。

それではまた、このブログで、鑑定所でお会いしましょう。

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■鑑定・除霊、結界などをご希望の方は、公式サイト から、
お問い合わせください。
鑑定は火金・土日祝日に行っています。

鑑定、結界張り、除霊などの相談を受け付けております。
出張鑑定も承ります。お気軽にご相談ください。

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晴和の会 TEL(予約用):03-5360-6160(予約受付は平日のみとなります。

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2017年6月10日 (土)

穢れた土地でも安心して住むことはできます

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

森友学園の問題が世の中を賑わせていましたが、私は"忖度"がどうこうよりも、陰陽師として気になっていることがあります。

それは、この土地に大量のゴミが埋められていて、最終的には生活ゴミまでが埋まっているということが分かったことです。

この土地の地歴を調べたわけではありませんが、ゴミが捨てられる土地として使われていたことを考えると、最悪の場合"忌み地"であり、穢れた土地として扱われてきていた可能性があります。

穢れといっても、汚い、忌まわしいというばかりではありません。神聖なものではない状態であり、畏れを持って遠ざける場合もあります。

ではたまたま、そういう土地に住んでしまった場合はどうすればいいでしょうか?

相談に来られる方の中には、引っ越したばかり、これから引っ越すという方で、そこが吉方位か霊がいないかなどについて訊かれる方がいらっしゃいますが、忌み地について心配されている方は意外と少ない印象を受けます。

しかし、実は住環境として考えた場合、きちんと御度が循環せず、ひどい処置を施された土地というのは住むのに最悪です。

近年、住宅地やショッピングモールとして開発された土地に出張鑑定などで伺うと、そうしたゴミが埋まっている不浄の土地に出くわすことがあります。

このような土地は印象として湿っぽさがまとわりつく感じ、正体不明の不快な匂いなどがあり、一般の方でもなんとなく変だと感じることもあります。

しかし、感じない方もいますし、住んでいる間に慣れてしまい、変だと思わなくなったりしてしまいます。

出張鑑定でこうした土地だった場合、ゴミが埋まっている層より上の土地を対象にして結界を貼り、地中で切り離してしまうようにしています。

同時に、その場所が窪地で御度が淀みやすい場所であれば、御度が結界の中を抜けていくように流れの道を設けるのです。

そういう意味では、ゴミが埋まっている土地のほうが陰陽師としての術を活用しやすいといえます。

あとは、庭に緑をできるだけ多く植えて、
地中の毒を抜いていくことを心がけてください。

植物は邪気を吸い上げ、その中に溜め込む事ができます。
偉大な自然の浄化システムでもあるのです。

もしもこれから土地を購入する方は、その土地の地歴を現地の図書館で古地図などにあたって調べてみることをお薦めします。

もし、地歴がよくないようでも、その土地に惹きつけられるものがある場合、ぜひ鑑定所にお越しください。
土地に問題がある場合は鑑定させていただいても、その土地の様子が見えません。その場合は出張し、その場で本格的な除霊が必要かもしれません。

なんの邪魔もなくその土地がわたくしに見えれば、大きな問題はないでしょうが、土地の御度の流れを調整してよりよい環境にしてから結界を張ることもできるはずです。

そうすれば、その土地に住むことになんの心配もなくなります。

それではまた、このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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2017年5月 9日 (火)

陰陽師の鑑定についてお教えします【第二回】

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

前回の続きをお話しします。

今回は、陰陽師の知恵と術を使って、私の鑑定室ではどんなことをできるのかということについて紹介いたしましょう。

安倍晴明の血脈を継ぐ六つの家系、宗家と木の家系、火の家系、土の家系、金の家系、水の家系には、それぞれに課された役割があり、得意とする術も異なります。

要人の守護という役割を担う、私たち水の家系の陰陽師が得意としているのは、「先読み」「除霊」「結界」などの術です。

先々に起こることを読み取って災厄を避けるとともに、幸運を引き寄せ、人や土地に災厄を及ぼす存在を封じ、結界を張ることで負の力の侵入を阻みます。

とはいえ、それ以外の術を使わないわけではありません。

1,080種ある陰陽道の術の、すべてを使うことができます。

医学の分野で例えると、内科専門の医師であっても、外科や眼科、産婦人科など、一通りの医療知識と技術を有しているのと同じこと。

特に専門的に知識と技術を研鑽してきたものが、水の家系の場合は「先読み」「除霊」「結界」などの術だということです。

その他に「吉報読み」「吉日読み」「家相・地相の鑑定」なども行なっています。

また、必要に応じてご自宅やオフィスなどに出張し、術を施すことも可能です(出張を行なう場合には、事前にまず鑑定室で鑑定を受けていただきます)。

「術」というと、おどろおどろしい印象をもつ方がおられるかもしれませんが、相談者の方が怖いと感じるような術を施すことはないので、気軽にご相談ください。

鑑定室では相談者の方の悩みを伺い、陰陽道の知恵と理論に基づいたアドバイスを行なうとともに、必要に応じて適切な術を施し、相談者の方の不安や悩みを解消しています。

常に使う術は、前回のブログでも書いたとおり「先読み」です。

相談者の方の先々に起こることを見据えながら、悩みに対するアドバイスを行なうとともに、より良い人生を生きていくための助言をさせていただきます。

ちなみに……得意な術として「除霊」を挙げましたが、実際に鑑定室で行なうことは、そう多くはありません。

相談者の方に霊的なものが憑いていたとしても、さほど害がないものについては、いたずらに恐怖心を煽りたくないので伝えませんし、除霊を勧めるようなこともありません。

「霊に憑かれているのでは?」という相談があったとしても、憑かれていなければ、正直にそれを伝えています。

その日の鑑定が終わると、私は「式神」を差し上げています。

式神にはいろいろな種類がありますが、鑑定後に差し上げているのは、「護符」としての役割をもたせた式神です。

災厄や事故などを、相談者の方の身代わりとなって受ける役割を担います。

この式神については、過去に何度かブログに掲載しているので、興味がある方は本ブログのトップ画面・左上の「サイト内検索」を使って、「護符 式神」と入力し、閲覧してみてください。

さて、鑑定が終わる前や相談の途中で、必要に応じて私がやっている術がもう一つあります。

それは、「御度入れ」です。

これは陰陽師・安倍成道自身の御度(気)を用いて、相談者の方の心身に宿る生命力を高める術。

私自身の御度を、相談者の方に注入します。

どのようなときに行なうかというと、相談者の方の御度が極度に薄くなっていたり、流れが滞っていたりして、調整の必要があると判断したときです。

御度は生命の根源的なエネルギーで、通常は人の身体を時計回りで流れています。

この御度が極端に薄くなっていたり、流れが部分的に滞っていたりすると、直面している問題を乗り越えられないことになりかねません。

そのような状態のときには御度入れを行なうことで、一時的に心身のエネルギーを高め、問題を乗り切ることができるようお手伝いしています。

実際にどのようにするかというと、相談者の肩に私の手を当て、そこから私の御度を流し込みます。

そして薄くなった御度を濃くし、滞った流れを調整するのです。

この「御度入れ」は、どなたにも行っているわけではありません。

相談者の方の状態を拝見して、私が必要だと判断した場合に限ります。

心身が弱っていると自覚されている方であっても、御度入れよりも助言や、他の術の方が有効である場合もあるからです。

興味がある方や、自分には必要だと思われている方は、鑑定の際にお尋ねください。あなたの御度を見て、判断させていただきます。

それでは、また鑑定所で、このブログでお会いしましょう。

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2017年4月27日 (木)

陰陽師の術について【第二回】

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

「陰陽師の術」について、前回の続きをお話しいたしましょう。

以前、私がまだ京都で父の仕事を手伝っていた時のこと。
関西地方のある県に住んでいたAさんから、所有する土地にある沼について、相談を受けました。

その件については父の代わりに私が担当することになったため、ご本人にお会いして話しを伺ってみると、次のようなご相談でした。

Aさんが所有する広大な土地の一画にある古い沼は、魚がよく釣れるため、立ち入り禁止にしているにも関わらず、釣り目的で来る人が絶えないとのこと。

しかしその沼では以前から水難事故が相次ぎ、死者や怪我人が続出していて、近隣の人が気もち悪がっているというのでした。原因を探って、必要であれば除霊してほしいというのがAさんのご希望です。

後日、現地に行って沼を見ると、思っていた以上に強い霊がいるということを感知できました。しかも人に対して悪意をもっており、とても攻撃的です。

そのままにしておくと危険だと感じた私は、Aさんに事情を説明し、除霊させていただくことにしました。

私はまず沼に結界を張って逃げられないようにしてから、霊を捕えるための呪を唱えました。

しかし、霊は沼のなかをすばやく移動し、なかなか捕まえることができません。捕えた
と思うと、気配が失せてしまい、また追いかける……それを何度も繰り返しました。まるで水のなかを泳ぎ回る魚のように、私に的を絞らせないのです。

とてもやりにくい相手でした。

結局その日は日が暮れてしまったため、翌日にあらためて、異なる方法で除霊しようと考え、私は戦略を練ることにしました。

当時の私はまだ若く、自分の力を過信していました。

力ずくで追い回せば捕えられると思っていたのです。
様々な経験を積んだ今では、決してこのようなことはありません。

さて、翌朝。新たな方法を考えた私は、まず術によって「念の杭」を複数つくり、前日に施した結界の内側にその杭を打ち込みました。

二重の結界です。

そして沼の淵に立ち、念の杭を少しずつ私の方へ縮めたのでした。
生簀(いけす)の壁を少しずつ縮めて、魚を自分の方に引き寄せてくるというやり方を想像していただくとわかりやすいかもしれません。

霊はしだいに行き場が狭まり、私の方に近づいてきます。

身の危険を感じて暴れましたが、結界の外に出ることはできません。やがてなすすべなく私の目前に姿を現しました。

そうしていったん霊を捕えてしまえば、どのように屈強な霊であれ、調伏することはそう難しいことではありません。

私は霊を捕縛し、消し去りました(この件については書籍『陰陽師の使命』に詳しく書いています。ご興味がある方はご一読ください)。

さて、術のお話に戻ります。こうした一連の除霊について、私がいくつの術を施したと思いますか?

実際に私が除霊している姿を見ている人があったとしても、いくつもの術を使っているようには見えないことでしょう。

このように書かれたものを読んでも、2日目に私が使った術は、「念の杭で結界を張る」「杭の結界を縮める」「捕縛する」「除霊する」という4つの術しか読み取れないかもしれません。ですが、実は皆さんが思っている以上に、多くの術を使っています。

今回ご紹介した事例でいうと──

①念の杭をつくる術、②それを沼に打ち込む術、③念の杭に結界を張り巡らせる術、④結界を狭める術、⑤霊を捕縛する術、⑥霊を一時的に封印する術、⑦霊の力を抜き去る術、⑧霊を消し去る術と、このように術は8種類。

前日に施した沼全体への結界を入れると9種類ということになります。 

このように手をかけることなく、一つの術で除霊することもできますが、霊の力の強さや術を施す環境、術を施す対象となる人や物、土地などの状態を見極めながら、最適な術を選び、組み合わせることで、私たちは求める効果を最大限に引き出しているのです。

今回は陰陽師の術について、お話しさせていただきました。いずれまた異なる角度から、様々な術についてお話しさせていただきたいと思います。

それでは、また。このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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